パーキングメーター時間外駐車OK!! 愛知県警が駐禁商法を返上へ

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愛知県警は5日、これまで使用時間帯以外は駐車禁止区域としてきたパーキングメーター(パーキンクチケット)設置区間の使用条件を見直し、時間外は駐車可能とする方針をまとめ、4日に行われた県議会警察委員会で報告したことを明らかにした。

パーキングメーターを設置した道路の場合、メーター作動時間中に限っては、前払いで料金を納入すれば、1時間は路上駐車が認められるというもの。ただし、メーターの作動時間外は同じ道路でも駐車禁止となる。

同じ道路なのに時間帯によって駐車の可否が変わることから、警察商法の最たるものとして叩かれがちなこの制度だが、愛知県警では「昼間はクルマが置けて、夜はダメというのはおかしいのではないか」という市民からの指摘を受け、時間外でも原則駐車を可能とする方向で検討することになった。

導入が検討されているのは名古屋市中心部のパーキングメーターや、パーキングチケット発給機が設置されている広幅員の道路で、メーターやチケットの営業時間外となる午後8時以降は、指定された白線内にクルマを留め置いた場合でも路上駐車と見なさないでおくというもの。

県警では「地域の実情に合わせて実施していきたい。これで狭い道路への路上駐車も減るのではないかと」と自信を見せている。

《石田真一》

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