カーナビの初めてを知りたいと思いませんか? ---地図は手で取り替えていた

自動車 テクノロジー ネット
カーナビの初めてを知りたいと思いませんか? ---地図は手で取り替えていた
カーナビの初めてを知りたいと思いませんか? ---地図は手で取り替えていた 全 3 枚 拡大写真

カーメーカーは、サテライトGPSが普及する以前からカーナビ=車載装置でルート案内を行う方法を色々とトライしてきた。

たとえば、日産は『スカイライン』に地磁気を利用した簡易ナビを搭載したことがある。仕組みは簡単。目的地の位置を確認し、地磁気を使って方向を示すというもの。GPSや自律測位システムがメジャーになる前は、地磁気を利用したカーナビが主流だったが、これは位置がずれやすく、カーナビとしての機能を果たしていないことが多かった。

そんな中、ユニークなクルマ作りで有名だったホンダは、ナビでもユニークなものを作ってきた。たとえば透過フィルム地図で自車位置を表示するというモニター。今にして思えばあまりにもちゃちなナビだが、当時としては画期的な発明だった。しかし値段もさることながら画面の大きさやマップを替える手間などで普及はしなかった。

量産車搭載の本格的カーナビはホンダ『レジェンド』に搭載されたものだが、当時すでにGPSは登場していたものの、ホンダはクルマの方向変化を測定するのにGPSや地磁気ではなくガスレート方式を採用。これはノズルから噴出するガスの流れがクルマの動きによって変化するのを感知し、自車位置を測位した画期的なシステムだった。

こういったものから現在のインターナビにいたるまでの進化を追った、ホンダカーナビの開発物語「先進のカーナビ・情報技術者」がホンダアクセスのホームページで掲載されている。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. 30年ぶりの快挙!ランチア『イプシロン ラリー4 HF』、欧州選手権で初勝利
  3. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  4. 【ボルボ XC60 ウルトラB5 新型試乗】大胆緻密なマイチェンが証明する、ベストセラーであり続けている理由
  5. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る