【株価】ホンダのグローバル戦略は市場でマイナス評価?

自動車 ビジネス 株価
【株価】ホンダのグローバル戦略は市場でマイナス評価?
【株価】ホンダのグローバル戦略は市場でマイナス評価? 全 1 枚 拡大写真

米国株式の大幅下落に加え、10カ月ぶりの1ドル=117円台に円高が進行したことで、売り先行の展開。全体相場は反落し、自動車株も全面安となった。トヨタ自動車が前日比50円安の3010円と反落し、日産自動車も4円安の845円と反落。

ホンダが120円安の4900円と大幅安。大手経済紙で「米アラバマ工場の生産能力を、2004年をメドに15万台から30万台に倍増する」と報じられ、10日の記者会見で吉野浩行社長が「世界販売台数を3年間で73万台増の340万台に拡大する」と発表。グローバル戦略の強化策を打ち出したが、肝心の株価は逆に5000円の大台割れ。円相場、米国景気の先行きなど不透明感が増しているだけに、海外市場への依存度の高まりをむしろマイナス材料と捉える声もある。

この日上げたのは1円高のスズキのみ。部品メーカーの河西工業も5日ぶりに反落。4日間で3割強の上げを演じただけに、利益確定の売りが相次いだ。

●株式市場のチェック漏れはありませんか。メールマガジン「デイリーニュースランキング」では、毎日、自動車業界の株価の動向をウォッチングしています。ぜひ読者登録を。---

《山口邦夫》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  3. ジープ『コンパス』新型の写真公開! アウトドアファンの要望に応える新インテリア
  4. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る