ダイハツ、触媒の貴金属使用量の低減に成功

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ダイハツ工業は、自動車の排気ガス中で貴金属が自己再生することでほとんど劣化せずにフレッシュな触媒活性を維持し続ける「インテリジェント触媒」を世界に先駆けて開発したと発表した。この触媒は、高性能を維持しながら貴重な資源でコストの高い貴金属使用量を大幅低減、触媒コスト低減に結ぶつく。

現在の自動車触媒は、アルミナなどの表面に排ガス浄化作用を持つパラジウム、白金、ロジウムなどの貴金属を微粒子状に分散保持することで長時間触媒機能を持つよう工夫してある。しかし、こうした貴金属はコストが高く、パラジウムなどは熱に弱いため、使用量を低減すると劣化してしまう。

今回、ナノテクノロジーを駆使した触媒設計と調整方法を用いて特殊なプロブスカイト型結晶中にパラジウムをイオンとして原子レベルで規則的に配置させる技術を開発した。これによってパラジウムが自己再生を繰り返し、従来よりも優れた浄化活性と耐久性を維持、パラジウムに加え白金やロジウムなどの貴金属の総使用量を大幅に低減せきる。触媒コストの削減も可能だ。

この技術は11日発売の科学雑誌『Nature』に掲載されている。

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《レスポンス編集部》

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