【飲酒運転高速バス】驚愕の事実、焼酎をストレートで!?

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山梨県警は12日、今月7日に飲酒運転が発覚したJR東海バスの運転手が、当日の朝から事故までの間に焼酎1リットルを飲んでいたことを明らかにした。乗客が「フラフラと走って、他のクルマに衝突しそうになった」と証言する時間帯には、この運転手が泥酔状態だった可能性が高くなったという。

警察の調べによると、当初この運転手は「自宅でコップ1杯の焼酎を飲み、点検中の車庫で1本の缶チューハイ(500ミリリットル)を飲み、さらに車庫から名古屋駅に向かう際に1本飲んだ」と供述していた。

事故の翌日、県警が改めてこの運転手から事情を聞いたところ、出勤前に缶チューハイ2本と、瓶入りの焼酎1本を購入したことがレシートなどから判明した。所持品を調べたところ、携帯用のボトルに詰められた焼酎と、コンビニで買ったと思われる瓶入りの焼酎が運転手の私物から発見された。

ミニボトルに手をつけた様子は無かったが、瓶入りものは封が切られた状態で、中身が1/5ほど無くなっていた。これはミニボトルに入っていた量に満たないもので、乗務中に瓶入りの焼酎に手をつけていた可能性が高くなった。

始発駅に向かう際に飲んだのは缶チューハイだが、瓶入りの焼酎はストレートで飲んでいたことになる。サービスエリア内で事故を起こしたときは酒気帯び量まで検出値が低くなっていたが、乗客がEメールでバスの異常を知らせた際には、ステアリングを握っていた運転手が泥酔状態のピークだったとも考えられる。300kmの距離を無事故で走破したのが奇跡的だったとも言えるだろう。

《石田真一》

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