光岡自動車は15日、同社のオリジナルカーを取り扱う直営ショールームの拡充策を明らかにした。欧州風の外観デザインを採用した新しいタイプの併売ショールーム(ME店)を大都市圏以外にも出店し、オリジナルカーの販売拡大を狙うという。
光岡といえば『ラ・セード』や『リョーガ』など、クルマ好きにはオリジナルカーを作り出す日本で11番目の自動車メーカーというイメージが強いが、企業としてのオリジナルカー部門の収益は全体の1割に留まっており、大半を輸入車部門「BUBU」ディーラーによる販売収益が占める。
オリジナルカーを売るための専売拠点は大都市圏を中心に7店舗を開設しているが、今後はオリジナルカー販売に比重を置いた輸入車との併売店舗を増やし、オリジナルカー部門の強化を図るという。他のメーカー系ディーラーが撤退した店舗の跡地などを獲得し、新たに欧州風デザインを持つ店舗である「ME店」を地方都市にも進出させる予定で、今後は年に2〜3の新拠点を設けていくとしている。
また、オリジナルカーに残価設定型のリース販売を新たに設け、これまでよりも月あたりの支払額を大幅に抑えることで新規ユーザーの獲得も狙う。
光岡社長は新車発表会の際、口癖のように「オリジナルカーはもっと稼げるようにしないといけない、とおかあちゃん(同社の役員)に指摘を受けるから…」と語っている。
★★★夏休みに備えてカーナビが欲しい? 悩んでいたらこれで決まり! 新製品の詳細解説&試乗リポート。そしてあなたからメーカーに提案:アンケートに答えてQUOカードをもらおう!! ---