保険金目当てに故意の事故---同様6件、被害総額なんと4200万円

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警視庁は16日、保険金を得ることを目的として故意に交通事故を起こし、650万円を騙し取っていた42歳と52歳の男性を詐欺容疑で逮捕し、別の保険金詐欺事件で逮捕されて現在公判中の山口組系暴力団員の男を追送検したことを明らかにした。

警察の調べによると、この3人は共謀し、1998年10月1日の午後、東京都瑞穂町の町道で故意に追突事故を起こし、人身事故として保険会社に報告した。その後、休業損害や慰謝料の名目で約650万円を騙し取った疑いが持たれている。主犯格となる暴力団員の男は2000年2月に起きた別の事故で同様に保険金を騙し取った容疑で今年4月に逮捕され、現在はその事件についての公判を受けている。この男が関与した偽装交通事故・保険金詐欺事件は今回を含め6件で逮捕者は16人、被害総額は4200万円に達するという。

事故発生から保険金請求に至るまではどれも同じパターンであったが、関係する人を変え、さらには発生時期を微妙にずらすことで発覚逃れをしていたとみられる。

《石田真一》

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