「公団は情報を隠すな」、「今まで見せていただいた資料では公団の実態がわからない」——道路関係四公団民営化推進委員会の委員から、日本道路公団の閉鎖体質への不満が相次いでいる。
17日に開かれた5回目の会合でも、公団批判の急先鋒である猪瀬委員をはじめ、国鉄民営化を進めた松田委員、行革のプロである田中委員などがヒアリングに出席した公団幹部を問いつめる場面が目立った。猪瀬氏などは「前回(4日)の会議後、事務方を通じて資料提出を公団に要請したが、昨日の夕方になって『提出に一カ月かかる』と言われた」、「国交省は大量の報告書を持ってきたが、数字ばかりで、その数字を出した計算式はいっさい明らかにされなかった」と、憤まんやるかたない様子。
今井委員長は会議後の会見で「実質議論に入る前に、必要な資料がそろうよう期待している」と話したが、いったいどうなることやら…。
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