【新聞ウォッチ】この夏ボーナス、ホンダがトヨタを上回った

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2002年7月18日付

○ 道路民営化委、個別路線データを道路公団提出難色、委員から批判噴出 (読売・2面)

○ ハイブリッド車、商用車でも次々導入、日野、年内に小型トラック発売 (産経・9面)

○ 資源エネルギー庁、燃料電池実証試験、水素スタンド5カ所設置 (産経・9面)

○ 自動車各社、北米の生産・販売を強化、円高対策、国内空洞化進む (東京・8面)

○ トヨタ、自動車フロンの回収料金、1台当たり2580円に (東京・8面)

○ 高木孝一・カルソニックカンセイ社長「15%コスト削減で生き残り」 (東京・8面)

○ 夏のボーナス全業種平均4.4%減、自動車・部品は5.25%増 (日経・12面)

○ マツダ、小型車向け新エンジンを開発「デミオ」に搭載 (日経・13面)

○ トヨタ、今年度生産計画を上方修正、国内340万台、昨年超す(日経・13面)

○ ものつくり大学、トヨタなどと全国支援組織を発足(日経・35面)

ひとくちコメント

今夏のボーナスの支給額は、全業種平均で前年夏に比べると4.4%減の70万8233円(平均年齢37.3歳)。3年ぶりのマイナスとなったことが、日経の調査で明らかになった。きょうの日経本紙と姉妹紙の産業新聞に業種別・企業別の妥結・回答状況が詳しく掲載されている。

電機や鉄鋼など軒並み大幅減となっているのに対し、自動車・部品関連では、5.25%増と全業種中で最も高い伸びとなった。主な高額妥結企業のランキングでも、12.45%増で116万5000円(39歳)を支給したホンダが2位、111万円(38歳)のトヨタも4位となっている。日産も93万円(40歳)と7.24%の増額でベスト30内に回復している。

ホンダがトヨタを上回ったのは初めてだが、一般社員の平均年齢がトヨタよりも1歳上というのも意外だった。16日付の日経朝刊にホンダの川本信彦前社長が「ホンダは小さなトヨタになってはならない」と語っていたが、社内を熟知しているOBらしい説得力のある表現だ。

《福田俊之》

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