米国製部品購入額、初のマイナス---日本自動車工業会しらべ

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日本自動車工業会は18日、2001年度の米国製・EU製自動車部品購入実績を発表した。米国製部品の購入額は統計を始めた1985年以来、初めて減少した。

米国製自動車部品の輸入額は356億6000万ドルとなり2000年度にくらべ0.3%の減少となった。米国工場で購入する現地調達の額は322億ドルと1%の増加となったが日本への輸入額は34億6000万ドルと13%のマイナスとなった。輸入の減少は98年以来3年ぶりのこと。主に昨年度の国内生産が2年ぶりに減少したことが影響したものと見られる。一方、EU製部品は前年度比13%増の76億6000万ユーロと2年連続で増加した。

同調査は日本市場が外国製品に閉鎖的だとした米国の主張に対応し実施してきているもの。当時とくらべ日本メーカーもグローバル化しており、調査自体の意味がなくなっているという意見もある。

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《編集部》

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