18日未明、東京都墨田区内の国道14号線(京葉道路)で、中央分離帯に設置された安全帯で信号待ちをしていた男性2人にトラックが突っ込むという事故が起きた。2人は全身を強く打って即死している。
警察の調べによると事故が起きたのは18日の午前1時ごろで、墨田区江東橋3丁目付近の国道14号線(京葉道路)で、中央分離帯に設置された安全帯の中で信号待ちをしていた男性2人に向かって、道路を直進してきたトラックが分離帯側へ突っ込んできた。2人はトラックの下敷きになり、およそ30分後に救出されたが、収容された病院での死亡が確認されている。
警察ではトラックの運転手を業務上過失致死容疑で現行犯逮捕したが、後の調べで酒酔い状態であることが判明した。現場は見通しのよい直線道路だが、事故当時この運転手が酒に酔っていたためにハンドル操作を誤り、それが原因となってトラックが中央分離帯に突っ込んでいったらしい。
警察ではこの男から飲酒の状況を厳しく追及するとともに、送検までに容疑を危険運転致死容疑に切り替える方針だという。