【新聞ウォッチ】不正車検問題を追跡取材する東京新聞の記者魂

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【新聞ウォッチ】不正車検問題を追跡取材する東京新聞の記者魂
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール

2002年7月22日付

●経産省、車の中古車部品市場育成支援へ、リサイクルに一役 (読売・2面)

●ナノテクいよいよ実用段階、へこんでも戻る車部品、2010年「27兆円市場」予測 (読売・8面)

●F1仏GP、M・シューマッハーグランプリ総合V (朝日・20面)

●国交省、不正車検防止へ車保安基準を”再整備”、年度内体系見直し (東京・1面)

●話題に迫る、「トラック販売低迷ですが・・」蛇川忠暉・日野自動車社長 (産経・5面)

●ホンダ、低価格二輪車、アジアからアフリカ、欧州へ輸出 (日経・1面)

●道路公団民営化本格論議スタート「債務40兆円どう処理」(日経・3面)

●グローバル経営、GM復活にトヨタ方式、生産・品質管理を改善 (日経・16面)

ひとくちコメント

多くの学校で夏休みがスタートしたが、新聞各紙ともニュース性を重視しているというより企画物が目立ち、本格的な夏休みモードに突入したようだ。

もともと月曜日は企業関連の情報が少ないが、それにしても自動車関連の記事はほとんどゼロ。そんななか、東京が「国交省、不正車検防止へ車保安基準を”再整備”」という見出しで、「不正車検」関連の記事を1面トップで報じている。

業者が検査官に圧力をかけて改造車などの車検を不正に合格させていたことが問題になったが、その実態を最初にスクープ報道したのが東京で、その後もほぼ独壇場で続報してきた。きょうの紙面では、国交省が自動車やバイクの技術的な「保安基準」の体系を年度内に見直す方針を決めたという内容だが、この記事が1面のトップにふさわしいかどうかは別にして、猛暑の最中、追跡取材を怠らないその記者魂には脱帽する。

《福田俊之》

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