夏に腹を立て!? 警察署のガラスを割った動機

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愛知県警は21日、警察署の正面玄関ガラスを割り、その後に信号無視を繰り返すなどしながら猛スピードで逃走した25歳の男を道路交通法違反(信号無視)の疑いで現行犯逮捕したことを明らかにした。逮捕時に警察官に殴りかかるなど抵抗したため、公務執行妨害容疑と器物損壊容疑の適用も視野に入れて捜査を進めている。

警察の調べによると、事件があったのは20日の午後11時35分ごろだという。クルマで田原警察署に乗りつけた男が門番をしていた警官の制止を無視して玄関に歩み寄り、持っていたビール瓶を何度も叩きつけ、警察署の正面ドアのガラスをメチャメチャに壊した。

男はそのまま乗ってきたクルマにUターンすると、猛スピードで逃走を開始した。警察では緊急配備を行い、男のクルマの行方を追跡。事件発生から20分ほど経ったころ、豊橋市杉山町の国道259号線で信号無視を繰り返しながら猛スピードで逃げている容疑車両を発見した。クルマはしばらく逃走を続けたが、信号待ちをしていた他の乗用車に追突。その弾みでガードレールに激突し、身動きが取れなくなった。

男はなおも徒歩で逃走しようと試みたが、追跡してきた警察官に取り押さえられた。この際、男は警官に殴りかかったが、結局は道交法違反の現行犯で逮捕されている。

男は取り調べに対し、「腹が立ってやった」、「暑いからムシャクシャした」と供述しているが、なぜ警察署のガラスをターゲットにしたのかなど、詳しい事情については黙秘を続けているという。

《石田真一》

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