米カリフォルニア州で自動車から排出される温室効果ガスの削減のための法律が成立した(既報)。自動車メーカーは2009年からのモデルで対応が義務付けられる。
具体的な法律の内容は同州の大気資源委員会(ARB)が05年1月1日までに決定する。規制対象は州内で販売される車種のうち大型商用車を除く乗用車やライトトラックなど。個々の車への規制ではなく各社の平均値を規制するもので工場など事業所からの排出量も規制に組み込まれることになりそうだ。
同州は2006年までに販売台数の1割をゼロエミッション車にすることをメーカーに義務付けている。温室効果ガスでの法制化は米国内で初めて。