大型トレーラーのタイヤ脱落が再び…。今度は重さ220kgが20メートル落下

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25日早朝、神奈川県横浜市南区のマンション玄関付近に、隣接する首都高速・狩場線を走行していた大型トレーラーから重さ220kgのタイヤが脱落し、落下した。幸いにも負傷者はいなかったが、マンションの玄関付近などが壊れる被害を受けている。

警察の調べによると、事故が起きたのは25日の午前6時ごろで、首都高速・狩場線の下り車線を走行していた大型トレーラーの右最後部のタイヤが突然脱落した。脱落したタイヤの重さは220kgにも達するが、弾みで高さ1.7メートルの側壁を乗り越え、そのまま20メートル下にあるマンションの玄関付近に激突した。タイヤが直撃した道路標識2本が折れ曲がり、その標識に立てかけるように置かれていた自転車は大破。マンションは玄関付近のタイルが割れ、ドアが曲がるなどの被害を受けた。

事故を起こしたトレーラーは、右最後部のハブが完全に割れており、固定を失ったため、後方に飛んでいったらしい。当時、このトレーラーは鋼板34トン分を積載し、70km/h程度の速度で走っていたと運転手が警察の取調べで供述している。

ハブが割れ、ホイールの一部も欠損していることから、警察では重量物の輸送で生じた微細な金属疲労を、整備の怠りで見逃した可能性が高いとして、このトレーラーを整備していた業者などからも事情を聞く方針。

《石田真一》

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