「敵対を避ける」は真実にあらず? 連合を組んだ暴走族に暴力団の影

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大阪府警は25日、30台の大集団で暴走を繰り広げ、一般車両の通行を著しく妨げたとして、東大阪市を中心に活動する暴走族9グループ43人を検挙したことを明らかにした。このうちリーダー格の少年7人は道路交通法違反(共同危険行為)の疑いで逮捕され、残る36人のメンバーは同容疑で書類送検された。

警察の調べによると、この43人は今年3月10未明、約30台のバイクに分乗して、東大阪市内の国道170号線を暴走。赤信号を無視して交差点に進入したり、故意に対向車線をジグザグ走行するなどして、他の一般車両の通行をおよそ1時間に渡って遮断した疑いがもたれている。

この日の暴走は、東大阪市を拠点とする9の暴走族グループが始めて連合を組み、記念暴走と銘打って行なわれたとみられている。警察の取調べに対し、連合を組んだ理由を「敵対を避けるため」とメンバーの数人が供述しているが、バックについている暴力団員の意向が反映された可能性が高いとみて、逮捕された7人の少年を今後も厳しく追及し、組織の全容解明を急ぐ方針。

《石田真一》

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