日産子会社売却先は投資ファンド---リズムは有望株

自動車 ビジネス 企業動向

日産自動車は、同社が保有するリズムの全株式を、投資会社が運用する投資ファンドにマネジメントバイアウト(MBO)方式で譲渡することで合意したと発表した。

リズムは、ステアリングやサスペンションの関連部品を製造する部品メーカーで、従業員は1000人。日産が51%、日産系部品メーカーのユニシアジェックスが49%出資していた。投資会社JPモルガン・パートナーズのアジア向け顧問JPモルガン・アジア・エクイティ・アドバイザーズが運用する投資ファンドが、MBO方式で日産、ユニシアの両社から全持ち株を買い取り、100%出資する。MBO方式は株式を取得して経営に参画する方式で、JPモルガンはリズムが将来的に有望と判断、経営に参画して事業強化を支援する。

日産は保有株式の売却を進めており、今回もこの一環。売却額は明らかにしていない。

●株式市場のチェック漏れはありませんか。メールマガジン「デイリーニュースランキング」では、毎日、自動車業界の株価の動向をウォッチングしています。ぜひ読者登録を。---

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  2. サーキットも通勤路も楽しくなる! スポーツタイヤの“リニアな気持ち良さ”を体感せよ~カスタムHOW TO~
  3. コックピット見えた! 2027年型ポルシェ『718ケイマンEV』、衝撃の価格も発覚
  4. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  5. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る