【新聞ウォッチ】暴走族締め出しと不登校経験をもつ学生たちのソーラーカーレース

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日読売毎日産経東京日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2002年7月29日付

○暴走族厳罰化の動き、全国186自治体が追放条例制定 (読売・3面)

○鈴鹿ソーラーカーレース、不登校の経験持つ学生たち完走(読売・31面)

○学校と私、片山右京・レーシングドライバー「あきらめず努力する大切さ」(毎日・4面)

○道路公団民営化推進委員、場外バトル、事務局にかみつく委員 (産経・2面)

○変わる軽自動車、個性と低価格追求 (朝日・5面)

○マツダ、環境配慮の新塗装技術開発 (朝日・5面)

○日産・ルノー、エンジン相互供給拡大、独の販社は統合(日経・1面)

○レビュー、奥田碩・日本経団連会長「経営者は45-55歳が一番」(日経・5面)

○アラコ、車シート表皮 中国で生産、米などの輸出拠点に (日経・9面)

○マツダ、協調融資、380億円調達 (日経・16面)

夏休み2度目の週末。とくにこのシーズンになると、行楽地などで猛威をふるうのが暴走族。その暴走族の根絶を目指し、全国各地の自治体で「暴走族追放条例」制定の動きが広がっていると、きょうの読売が総合面で特集している。

記事によると、とくに、最近は罰金を設けた罰則付きが増え、広島市のように懲役刑を盛り込んだ条例も登場し「暴走族の姿がめっきり減った」という。なかには、「集会も開けず、走れば捕まるので面白みがなくなった」と脱退する若者も出始めたそうで、暴走族締め出しの“特効薬”となっているようだ。

暴走族の記事とは別に、きょうの読売の社会面には、鈴鹿サーキットで開かれたソーラーカーレースで、不登校の経験持つ学生たちのチームが完走を果たしたと報じている。毎日の教育面には、元F1ドライバーの片山右京が「学校と私」というテーマで「小学生のころは、悪ガキだったが、山登りが好きで、あきらめず努力する大切さを学んだ」と語っている。

「若さ」というエネルギーを発散する方法にもいろいろある。

《福田俊之》

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