【新型日産『フェアレディZ』発表】『ボクスター』や『Z3』を上回る“足”

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【新型日産『フェアレディZ』発表】『ボクスター』や『Z3』を上回る“足”
【新型日産『フェアレディZ』発表】『ボクスター』や『Z3』を上回る“足” 全 4 枚 拡大写真

新型『フェアレディZ』のサスペンションは、前、後輪ともマルチリンク。ベースはスカイラインのものだが、ブッシュやショックアブソーバーに専用チューニングを施し、スポーツ性を高めている。また、リアホイールのトーイン角を、グレードにより異なるタイヤサイズごとに分けて設定。製造時の許容誤差も従来以上に厳しく管理している。

ステアリング剛性もクラストップレベルに高め、スポーツカーにふさわしいハンドリングを実現させている。実際の走行においても、舵の利きのよさ、安定性の高さ、加減速時の車両姿勢変化の少なさ、路面上の突起乗り越え時の振動収束性の4点で、ポルシェ『ボクスター』、BMW『Z3』、ホンダ『S2000』の3車を大幅に凌駕しているという。

ブレーキは標準タイプはシングルポッドキャリパーだが、スポーツ性を高めたバージョン「S」、バージョン「ST」にはフロントにブレンボ製対抗4ポッドキャリパー、リアに2ポッドキャリパーが与えられる。

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《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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