どうするGM? フィアットグループがフェラーリ株売却しても赤字

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イタリア・フィアットグループは、2002年4-6月期決算を発表、それによると売上高は146億800万ユーロ、純損益は3400万ユーロの赤字となった。フェラーリ株式の売却益を計上したものの、自動車部門の低迷が続いているため、赤字となった。自動車部門の売上高は、前年同期比15.0%減の57億7700万ユーロとなった。国内外で新車販売の低迷が続いている。

フィアットグループは経営が悪化しているため、債権銀行団から緊急融資を受けることで合意を取り付けた。同社の株式を担保としており、規模は30億ユーロで、3年後に返済できなければ株式に転換される。当面の運転資金は確保したが、このままの経営状態が続けば破綻するのは必至で、資本提携しているGMが買収に向けて動き出すとの見方も強くなっている。

《レスポンス編集部》

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