どうするGM? フィアットグループがフェラーリ株売却しても赤字

自動車 ビジネス 企業動向

イタリア・フィアットグループは、2002年4-6月期決算を発表、それによると売上高は146億800万ユーロ、純損益は3400万ユーロの赤字となった。フェラーリ株式の売却益を計上したものの、自動車部門の低迷が続いているため、赤字となった。自動車部門の売上高は、前年同期比15.0%減の57億7700万ユーロとなった。国内外で新車販売の低迷が続いている。

フィアットグループは経営が悪化しているため、債権銀行団から緊急融資を受けることで合意を取り付けた。同社の株式を担保としており、規模は30億ユーロで、3年後に返済できなければ株式に転換される。当面の運転資金は確保したが、このままの経営状態が続けば破綻するのは必至で、資本提携しているGMが買収に向けて動き出すとの見方も強くなっている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ヴェゼルの正解ホイールはこれだ!RAYS『HOMURA & RSS』の最新“純正適合ホイール”を一気見PR
  2. トヨタ『ライズ』、5色のカラフルなフルーツテーマで登場…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『GRカローラ』に2026年型、米国は2グレード展開で今秋発売へ
  4. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  5. レクサス『LS』現行型、最終モデル「ヘリテージエディション」米国発表…250台限定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る