暴走族の追跡が甘いと批判しないで---実はそれ、警察の作戦なのです

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鹿児島県警は29日、鹿屋市内で大規模な暴走を繰り広げたとして、暴走族2グループの幹部4人を道路交通法違反(共同危険行為)で逮捕し、暴走に参加したメンバー70人に対しても近く行政処分を科す方針を明らかにした。

警察によると、4人は鹿屋市内を拠点に活動する2つの暴走族の幹部で、直接の逮捕容疑は今年6月9日深夜から10日未明に掛けて行なった暴走行為。調べによると4人が指揮する総勢70人あまりのグループは乗用車27台で鹿屋市内を暴走。信号無視や右車線通行、蛇行運転や急転回など、ありとあらゆる違反行為を重ねた疑い。グループの暴走に巻き込まれた一般車が追突事故を起こしそうになるなど、事故を誘発する恐れもあった。

警察は「鹿屋で大規模な暴走が行われるらしい」という事前情報をキャッチし、主要な交差点に夜間撮影も可能なビデオカメラを複数台設置。捜査車両による追跡の際にはビデオを設置した交差点に追い込むようにして、暴走に興じるグループの姿を余すことなく撮影した。

なお、逮捕された4人は容疑を否認しているという。

《石田真一》

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