タイヤ不法投棄の犯人、実は窃盗犯! 関西で1000万円を荒稼ぎ

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京都府警は30日、アルミホイールを目的にタイヤ盗難を繰り返していたとして、タイヤの不法投棄(廃棄物処理法違反)容疑で逮捕され、現在公判中の男2人を窃盗容疑で追送検したことを明らかにした。

警察の調べによると、この2人は今年4月、城陽市内の山中にタイヤを不法投棄していたことから廃棄物処理法違反容疑で逮捕されている。ところが後の調べでこの2人が投棄していたタイヤの中には新品に近い品質のものもあることがわかり、警察が追及した結果、アルミホイール目当てにタイヤを盗んでいたことを自供したという。

2人は京都、大阪、滋賀、奈良、三重の5府県で犯行を重ねていたとみられ、被害総額は1000万円、被害本数は2000本を超えるとみられている。転売しやすいアルミホイールだけに的を絞り、タイヤは新品であっても「転売が難しい」として山中に投棄していた。被害届けは京都府警管内だけで28件出されており、今回はこの容疑について追送検の対象とした。

府警では容疑者が犯行を行ったと自供している他府県の警察本部に連絡を取りながら、被害の全容解明を進めていく方針。

《石田真一》

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