タクシー運賃最安値の座は譲れない!! 大阪・神戸でエムケイがワンコイン化

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国土交通省・近畿運輸局は7月31日、大阪エムケイから申請の出されていた新運賃を認可したことを明らかにした。新運賃は2kmまでの初乗り500円で、同社が営業エリアとする大阪地区で8日から実施される。

これは7月12日から大阪市中心部で営業を開始した「ワンコインタクシー」に対抗するもの。運賃が安いことを自慢とするエムケイだけに「大阪一」の座を簡単に譲り渡したくはなかったようだ。加算運賃も225メートルで50円となり、これもワンコインタクシーと肩を並べる。ただし、営業台数はエムケイの方がはるかに多く、利便性という面ではトップに立った。

また、神戸・阪神地区で同社が運行するタクシーについても初乗り500円(加算は214メートル50円)の料金が認可されており、こちらも8日から実施される。神戸での運行台数は現在5台だが、9月以降に順次増車していくとしている。神戸での中型タクシー初乗り運賃は現行660円(加算は214メートルで80円)なので、価格破壊が一気に進む形となる。もちろんライバル会社もこの措置を黙って見逃すわけではなく、数社が500円台の新運賃を申請する見込み。

実施期間は半年としているが、会社の収益に問題が無ければ継続されるという。

《石田真一》

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