【第3者機関集中審議その2】第2東名の中止を巡って激論

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続いて始まった議論では、猪瀬直樹委員が持論である「第2東名・名神の即時建設中止」を訴えると、国交省の審議会委員を歴任する中村英夫委員が「詳細な分析もなしにやめるのは国民的な損失」と反対に回った。

猪瀬委員が「第2東名は10兆円もかかり、進捗率もわかりやすい」と言うと、中村委員も「部分的にでも災害時の補完道路として使えるかも」、「費用ばかり問題になるが、第2東名の恩恵は大きい」と譲らず、猪瀬委員と対立した。今井敬委員長は「この問題はきちっと議論する必要がある」と、ひとまず両者をなだめた。

《編集部》

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