停電で消えた信号機が招いた事故---バイクの男性がトラックと衝突して死亡

自動車 社会 社会

6日午前、名古屋市緑区内の国道23号線交差点で、バイクとトラックが出会い頭に衝突するという事故が起き、バイクの男性が頭を強く打って死亡した。現場に設置された信号機は当時停電によって使用不能となっており、双方が安全確認せずに進行したことが事故の原因とみられている。

警察の調べによると事故が起きたのは6日の午前10時50分ごろで、名古屋市緑区大高にある国道23号線の交差点で、72歳の男性が運転するバイクと、52歳の男性が運転するトラックが出会い頭に衝突した。この事故でバイクの男性が路上に投げ出され、頭を強く打って間もなく死亡した。

この事故が起きる数分前、現場近くの道路でクレーン車のアームが電線を断裂するトラブルを起こしており、今回の事故現場を含む5交差点の信号と近隣1400戸が停電した。別の交差点で信号が消えていることを目撃したドライバーが110番通報を行い、警察は現場にパトカーを派遣して交通整理を行おうとしたが、事故の発生には間に合わなかった。

警察では衝突事故を起こしたトラックの運転手と、電線を断裂させたクレーン車の運転手の双方が事情を聞いている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【BMW R1300RT 試乗】200km/hクルーズの快適さは、もはや飛行機レベル…佐川健太郎
  2. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  3. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
  4. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
  5. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る