1996年に登場し、経営不振のマツダを支えるヒットモデルとなった小型ミニバンモデル、『デミオ』が7日、フルモデルチェンジされた。先代デミオは現在のコンパクトカーブームの先鞭をつけたモデル。
マツダは小型ミニバンブームの先駆者としての立場をより強固なものにすべく、新型デミオをホンダ『フィット』、トヨタ『ファンカーゴ』など、後発のあらゆるライバルに打ち勝つ実力派のモデルに仕立てている。
エンジン、ボディなどの主要パーツをほぼ全面的に新設計し、走行性能、静粛性、乗り心地などの性能を大幅に引き上げた。また初代モデルで確立した高効率パッケージングをより進化させ、小型モデルというカテゴリーを超えたくつろぎの空間を持たせた。初代モデルで96-97年RJCニューカー・オブ・ザ・イヤー大賞、日本カー・オブ・ザ・イヤー特別賞を獲得するなど、高い評価を得たデミオだが、新型ではそれ以上の価値をユーザーに提供するという。