【新型マツダ『デミオ』発表】デザイン---「ライバルはマーチ、フィット、206…」

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【新型マツダ『デミオ』発表】デザイン---「ライバルはマーチ、フィット、206…」
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「新型『デミオ』のライバルは、日産『マーチ』、ホンダ『フィット』、トヨタ『ist』(イスト)」と、マツダ・デザイン本部の中牟田泰チーフデザイナーと語る。「競合車をかなりウォッチしました…」

現在、自動車マーケットの主力は小型車。Bセグメントといわれるこのクラスは、フィット、マーチ、トヨタ『ヴィッツ』、istなど強力なライバルがしのぎを削る。今年11月には三菱が『コルト』を発表するとアナウンスされており話題は尽きない。この中に今回、新型デミオが投入された。

「ライバルをかなりウォッチしました。まずマーチですが、こちらは女性を意識したもの、フィットは小さなミニバンでスペースユーティリティを特徴としていますね。ヴィッツはもうひとつ小さなクラスと認識しています。istは初代デミオを意識して作られたのではないでしょうか? スポーティな印象で男女とも支持を得ているようですね」と中牟田チーフデザイナー。

「しかし、ウォッチはしましたけど、だからといって新型デミオのデザインに影響したということはありません、マーチのようにキュートにしたり、トヨタ『bB』のようにハコにしたりはしなかったということです。実際マーチやフィットが出てきたころはもうデザインは決定していましたし。逆にこう、まわりの競合車を広く見回して、我々としてはその位置からライバルにすり寄っていくのではなく、一段階上に昇っていくようなイメージでしょうか」

「新型では幅広い客層に受けていれて頂くために“3カーfrom1”を提案していますが、“Cozy(コージー)”はマーチ、“Casual(カジュアル)”はフィットが競合するでしょう。“SPORT(スポルト)”は直接ライバルにあたるものは無いですが、強いて言えばistでしょうか。」

しかしライバルは国内だけではない。フィットは『ジャズ』の名でヒットを飛ばしていており、海外メーカーも個性豊かなクルマをラインナップさせている。中牟田チーフデザイナーによると、「時期はまだ言えませんが新型デミオも海外市場に投入する予定です。ライバルはプジョー『206』やフォルクスワーゲン『ポロ』にあたります。ヨーロッパ車市場ではデザインが良いのは当然で、機能をしっかり持った上でのデザインが受け入れられますので、新型デミオでもそのあたりのことを考慮してデザインしています」という。

《レスポンス編集部》

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