もっと知ってください---低硫黄軽油の供給開始、自工会が理解促進活動

エコカー 燃費

日本自動車工業会は19日、低硫黄軽油の使用について今月下旬からちらしやポスターを使った理解促進活動を実施すると発表した。PM(粒子状物質)低減装置を取り付けた車両は低硫黄軽油を使用することが必要になる。

ディーゼル車から排出されるPMや黒煙を大幅に減らすには軽油に含まれる硫黄分を減らすことが必要になる。このため石油業界は硫黄の濃度を従来の500ppmから50ppmへと低減した低硫黄軽油の供給をまず都内から開始することにした。

これを受けて自工会は低硫黄軽油の使用に関する注意事項について周知を図ることにしたもの。PM低減装置を取り付けた車両には必ず低硫黄軽油を使用することを求める。硫黄分の多い従来タイプの軽油を誤って給油しないよう車両には「S50」と記したステッカーを貼付する。

また、長期使用車に関しても低硫黄軽油使用について燃料漏れのチェックなど日常の点検を励行するよう呼びかける。劣化したゴム製シール材(Oリング)を使用していると燃料漏れの可能性があるという。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. VW『ゴルフ』復権へ、Mk. 9は完全電動化! ところがエンジン搭載バージョンも?
  2. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  3. シビック タイプRに本革製ステアリングホイール、ホンダアクセスが純正設定…2026年1月発売
  4. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  5. 「自動車は巨大な動くIoT」SDV時代に高まるサイバーセキュリティとAIの重要性、「オートモーティブ ソフトウエア エキスポ 2025」の見どころをナノオプト・メディア大嶋社長×レスポンス編集長が語るPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る