“あり方”を検討しつつ、結局は利権死守〜与党道路族

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自民党の『高速道路のあり方に関する検討委員会』はこのほど、『高速道路のあり方に関する5原則』をまとめた。

(1)高速道路は国土政策上の観点から議論する。
(2)全国プール制を活用して財源を確保する。
(3)無料開放が原則。
(4)新組織は債務償還を50年以内で行う。
(5)高速道路の計画や整備、管理は国の責任とする---の5項目。

結局、現行制度をほぼ追認する内容で、永遠に来ない「無料解放」をエサに高速道路を建設し続けたい道路族の思惑が透けて見える。

高速道路は一般国道などと違い、地元負担がゼロのため、利益誘導型の政治屋にとっては“宝の山”。地元政治家としての威力を誇示するだけでなく、建設費の一部をリベートとして受け取ったり、サービスエリアのレストランや補修会社を身内に経営させるなどのメリットがある、とささやかれている。

《編集部》

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