【第3者機関集中審議その2の10】で、高速道路通行料は安くなるの?

自動車 社会 社会

今回の集中審議では、ドライバー最大の関心事である通行料問題も議論された。

各委員も、現行の水準を上限にコストダウンで価格を引き下げる方針では一致しているものの、「当面は借金返済と引き受ける路線の建設に力を入れる」(今井敬委員長)、「新会社と道路保有機構との契約のなかで、通行料の値下げを明記すべき」(松田昌士委員)、「値下げは結構だが、高速道路がないところの人もいる。可能な限り建設を前倒しすべき」(中村英夫委員)と、意見が分かれた。

「新会社は料金で儲けるのではなく、関連収益を増やしていく」(今井委員長)との方向性は確認されたが、民営化後に料金が下がるかは、なお不透明だ。「料金を多様化しても、全体として現行の水準(1kmあたり約24円)をとればよい」(今井委員長)との考えもある。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る