ステーションワゴンとミニバンのクロスオーバーである『ヴォルツ』。技術的な設計と開発評価はトヨタが行ったが、企画、デザインはトヨタとGMの共同作業。つまり日米間のクロスオーバーでもあり、その雰囲気はスタイリングに現れている。
だが、トヨタ自動車アフターマーケット本部の村上宏文氏は、「その日本らしくない雰囲気に違和感を感じるお客さまが少なからずいらっしゃる」という。そういう顧客に対して、オリジナルアクセサリーの『エアロアッパーバンパー』(4万5000円)を用意したという。
ノーマルとの違いは、グリルの形状以外よく見ないと分からないが、ヘッドライト下の部分が突きだしているノーマルの立体的な表情(これがあまり日本では見かけない)から、フラットでスッキリした表情に変わっている。村上氏は、「こういったエアロパーツは、車種によって変わりますが、だいたい1割のお客さまが装着されますね」という。
「どうもバタ臭いのが苦手」という方におすすめのエアロである。