【新聞ウォッチ】日産、16カ月ぶりにホンダを抜いて2位浮上

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【新聞ウォッチ】日産、16カ月ぶりにホンダを抜いて2位浮上
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール

2002年8月28日付


●民営化推進委中間報告案固まる、高速道凍結含め再検討、新組織に建設拒否権(朝日・1面)

●ルノー、ダイムラークライスラーがリコール届け出(朝日・30面)

●7月の自動車 国内販売実績、日産、16カ月ぶり2位、ホンダ抜く (毎日・8面)

●環境開発サミット、「ODAをGNPの0.7%に」達成期限明示せず (読売・2面)

●ダイムラークライスラー、米アラバマ州工場内に6億㌦投資し、新型高級SUVの生産ライン増設 (日経・9面)

●トヨタ、天津でクラウン生産、第一汽車と29日調印、 (日経・11面)

ひとくちコメント

自動車大手5社は7月の生産、販売、輸出実績を発表した。それによると、新型『マーチ』などが好調の日産が、16カ月ぶりに国内販売でホンダを抜いて2位に浮上した。国内販売シェアも20.3%と17カ月ぶりに20%台を回復した。きょうの各紙が各社の実績を比較しながら取り上げている。

国内販売で前年同月を上回っているのは5社のうち日産のみ。ホンダは『フィット』など小型車が好調だったが、ミニバンが振るわず、前年割れ。トヨタも11カ月連続で前年を下回った。

「日産好調、ホンダ失速」(読売)、「日産、16カ月ぶり2位」(毎日)などというタイトルが経済面を飾っているが、昨年のホンダはフィットの発売直後で驚異的な販売台数を記録していた。むしろ、国内販売が23カ月連続、トヨタも11カ月連続で前年割れの苦戦が続いているほうがより深刻であろう。

《福田俊之》

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