ヤナセは、新車乗用車累計販売台数が1952年の統計調査開始以来、8月23日で140万台を達成したと29日に発表した。
ヤナセは1915年から輸入車販売を行っている老舗だが、今回の統計は現在の業界団体、日本輸入自動車組合が設立され、統計が整備された1952年からカウントした台数で、実際はこれより多い。
これまでの経過では、1万台は1963年に達成、10万台が1974年、50万台が1988年で、1992年に100万台を達成した。2000年11月に130万台を達成してから1年9カ月で140万台となった。
ちなみに140万台のブランド別内訳は、メルセデスベンツが最も多く48万2377台、次いでVWで40万8453台、3番目のオペルが21万8535台、そしてアウディ、GMと続く。すでに取扱いを止めたVWが2番目で、最近販売を再開したアウディが、ずっと販売しているGMより上というのが、現在のヤナセの経営不振を象徴している?