【『新・インターナビ』発表】「渋滞予測」の提供は半年から1年以内か

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【『新・インターナビ』発表】「渋滞予測」の提供は半年から1年以内か
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2001年6月、VICSは日本道路交通情報センターと共同で情報提供事業者への道路交通情報の提供を始めた。これにより、事業者はユーザーにとって使い安い状態に加工し、提供することが認められるようになった。

今回ホンダが、携帯電話通信経由で都道府県を越えて提供する「新・道路交通情報」もそのひとつ。しかしホンダの説明員によると、将来は単なる情報提供にとどまらず「渋滞の予測サービスも予定している」(ナビゲーションシステム開発担当の三重野敏幸氏)という。

たとえば東京から青森に行く場合。東北自動車道や常磐自動車道、一般道とさまざまな経路が考えられるが、「新・道路交通情報」を利用することで、現在の経路上の渋滞は都道府県を越えて把握することができる。

ところが、東北自動車道を選択し出発したあとに渋滞が発生しても、経路を常磐自動車道に変更するといった対処は当然できない。しかし渋滞の予測が可能になれば、こういったシチュエーションでも東京をスタートする時点で「より裏付けのある判断」ができる。いまの「新・道路交通情報」も便利だが、将来的には予測情報の提供を踏まえてのサービスなのだ。

インターナビ推進室室長・山田清美氏は、実際に予測情報の提供が始まるまで「半年から1年ぐらいかかるでしょう」という。「予測」というと情報の蓄積に時間がかかることが考えられるが、それほど遠い将来ではない。また提供される予測情報のについても、「自ら蓄積して予測する以外にも、警察や道路公団などの予測情報を利用する方法があります」と、多彩な可能性を示した。

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