日野、中型トラックにPM低減装置標準装着車を設定

自動車 ニューモデル 新型車

日野自動車は4日、中型トラック「レンジャープロ」シリーズに低公害車「タイプLE」を追加し発売した。新型5気筒エンジンを搭載するとともに粒子状物質低減装置「PMトラップ」を標準装備し東京都環境条例などに適合した。

新型5気筒ディーゼルエンジンは平成10年排ガス規制値に対しNOx(窒素酸化物)を25%以上、PMを30%以上低減するとともに大幅な燃費向上を実現した。さらにPM低減装置も標準装備した。同装置はPMを触媒で酸化させ二酸化炭素と水蒸気に分解するもの。従来モデルではオプション設定していたが標準装備にした。これにより東京都が環境条例で規定する平成17年粒子状物質排出基準に適合し同年以降も都内を走行できるようにした。

都の環境条例だけでなく首都圏自治体による7都県市低公害車指定制度では「良低公害車」に、京阪神6府県市低排出ガス車指定制度では「LEV−6」に適合した。日野では年間400台の販売を見込んでいる。メーカー希望小売価格は546万円。

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《編集部》

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