歩道で乗り上げてパニック? 高齢者運転のクルマ、小学生の列に突っ込む

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13日午後、神奈川県横浜市の市道で、下校するために歩いていた小学生の列に乗用車が突っ込み、7歳の男児が全身打撲が原因で死亡、他の4人も巻き込まれて軽傷を負った。警察では運転していた75歳の男を業務上過失傷害で現行犯逮捕している。

警察の調べによると、事件が起きたのは13日の午後2時20分ごろで、横浜市金沢区富岡西の市道を下校するために歩道を歩いていた市立小田小学校に通う小学生たちの列に、後方から走ってきた乗用車が突っ込んだ。この事故で一番後方を歩いていた7歳の男児がボンネットに頭を強く打ちつけ、収容された病院で死亡が確認されたほか、別の男児2人と女児2人も軽傷を負った。

クルマは20メートルほど手前から歩道に乗り上げた状態で進行しており、警察が運転していた75歳の男から事情を聞いたところ、「ボーッとしたまま走っていたら歩道に乗り上げ、気がついたら(児童に)ぶつかっていた」と供述したため、業務上過失致傷で現行犯逮捕した。

同校の通常下校時刻は午後3時すぎだが、この日は翌日の運動会を控え、早めに下校させていたという。現場と小学校は150メートル程度しか離れておらず、正に目と鼻の先だった。警察では1人が死亡したことを受け、容疑を業務上過失致死・致傷に切り替え、さらに男を追及していく方針。

《レスポンス編集部》

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