【新型マツダ『デミオ』の作り方】「重くはない」きっちり見てね

エコカー 燃費
【新型マツダ『デミオ』の作り方】「重くはない」きっちり見てね
【新型マツダ『デミオ』の作り方】「重くはない」きっちり見てね 全 3 枚 拡大写真

21日まで横浜市神奈川区のマツダR&Dセンター横浜で「新型デミオとその技術展in横浜」が開催されている。さる1日、その一環で開発担当者による講演会が開催され、開発主査、チーフデザイナーを含む開発メンバーが新型『デミオ』について語った。

新型デミオはホンダ『フィット』や日産『マーチ』などのライバルと比較して重い……、と書かれることに開発責任者の藤原清志・主査は不満だ。「フォルクスワーゲン『ポロ』と比べたら同じか軽いぐらいなんですよ。ポロをほめるジャーナリストはいても、そのことは誰も書いてくれない。デミオっていいね、でも重いね、となっちゃう」

これにはブランドが培ってきたイメージも影響している、と藤原主査は認める。「例えばトヨタ・クォリティには定評があります。モデル発表後にマイナーチェンジを重ねて品質の向上を図りますが、その結果、当初より車重が重くなっている車種があります」

「ただマイナーチェンジなので媒体にあまり露出せず、その事実は目立たない。いっぽうマツダは車重が重くなっても最初からきっちり作り込んでから発売しないと、マツダはだめだね、とくる」。もっと広い目で見て、バランスのとれた評価を、というのが藤原主査の要望だ。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  2. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  3. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  4. ブラバスが「いかつすぎる」新型スーパーカーを発表! 1000馬力の超絶パワーに「頭抜けてる」と驚きの声
  5. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る