トヨタ、アジア域内にピックアップと多目的車の世界供給体制を構築

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トヨタ自動車は、海外で生産するピックアップトラックと多目的車のグローバルな供給体制「IMVプロジェクト」を構築し、2004年からスタートすると発表した。車両だけでなく主要部品についてもグローバルレベルの供給体制を整え、全世界で競争力を大幅にアップする。

新供給体制では、タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナムのASEAN地域で、車両およびエンジンなど主要部品の供給拠点と位置付けるとともに、相互に補完し合う体制にする。また、南アフリカ、アルゼンチンを欧州・アフリカ、中南米市場向けの供給拠点とし、生産・輸出を拡大する。

特にタイは「ピックアップトラックおよび多目的車、ディーゼルエンジンを世界に供給する拠点」と位置付け、生産台数を年間20万台まで拡大する。このうち10万台を80以上の国や地域に輸出する。ディーゼルエンジンは年間24万基を生産、13万基を輸出する。

これと平行し、インドネシアでも多目的車の生産を7万台に拡大。このうち1万台をASEAN域内外に輸出する。またディーゼルエンジンの生産を年間18万台に引き上げ、こちらも13万台を輸出する。

《編集部》

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