2004年から中国グランプリが新たにF1カレンダーに加わることがマックス・モズレーFIA会長から発表された。開催は上海市で行われ、契約期間は7年間。先日にはバーレーンも04年からグランプリ開催されることが決定しており、ヨーロッパ外でのグランプリ開催が急増することになる。
フェラーリの圧倒的優位にともなう視聴者、観客の減少問題に歯止めをかけるべくやっきになっているFIAだが、17戦のうちいずれかが姿を消すのではという問題については明言を避けている。
「私がFIAの会長に就任して以来、F1は世界最大の国でホームレースを持つべきだという想いを抱いていた。2004年、上海でその願いが実現する」とモズレー氏。上海市では2億4000万ドル(約300億円)を投じてサーキットおよび周辺設備の建設を行い、2004年3月の完成を目指す。