トヨタ自動車は22日『プレミオ』、『アリオン』に新グレード「スタンダードパッケージ」を設定し発売した。装備や仕様の簡素化を図り価格をベース車より10万円引き下げた。
新グレードは1.5リットル、1.8リットルエンジン搭載車に設定した。カラードマッドガード、フロントフォグランプ、コンライトといった装備を削減したほかスピーカー数を6つから2つに削減するなど装備のグレードを落とした。エアコンもオートからマニュアルに変更した。このほか内外装の仕様を簡素化してコストを引き下げた。
プレミオ、アリオンはセダン市場が厳しいなかで健闘しており両モデル合わせて月間平均1万台を販売している。低価格グレードを新設することでさらに需要の掘り起こしを狙う。
メーカー希望小売価格はプレミオの「X“スタンダードパッケージ”」の2WD車が168万5000円、アリオンの「A15“スタンダードパッケージ”」が149万5000円。