トヨタ、すべてが過去最高、中間報告

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トヨタ、すべてが過去最高、中間報告
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トヨタ自動車が30日発表した今年度中間期連結決算は、売上高、利益とも過去最高を更新した。原価低減努力などにより営業利益は前年度の中間期にくらべ44.3%増にあたる7308億円となった。営業利益率は9.3%となり過去最高となった。

今年度上期は国内の販売台数が減ったものの海外が好調だった。さらにコスト削減策が効果を出しこれまで以上の好決算となった。とくに利益の伸び率が高く経常利益は前年度中間期にくらべ50.6%増の7940億円、純利益は同90.2%増の5537億円と大幅に伸びた。課題だった欧州事業も初めて黒字化しほとんど弱点のない決算内容だった。

ただ問題があるとすれば国内販売だ。今中間期の国内販売は日野自動車、ダイハツ工業を合わせた連結、トヨタ単独のいずれもマイナスとなった。とはいえトヨタの販売は「下期はプラス基調が見えてきた」(同社)といい、通期の販売計画は期初の175万台(トヨタ単独)をすえおいた。

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《編集部》

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