【東京ショー2002速報】意外と便利なんです---『デミオ・ビジネスコンセプト』

自動車 ニューモデル モーターショー
【東京ショー2002速報】意外と便利なんです---『デミオ・ビジネスコンセプト』
【東京ショー2002速報】意外と便利なんです---『デミオ・ビジネスコンセプト』 全 3 枚 拡大写真

マツダは『デミオ』の荷室部分を改造した商用車『デミオ・ビジネスコンセプト』と、福祉車両の『デミオ-i』を出品している。いずれのクルマもリアのサスペンションの取り付け位置を見直し、荷室部分をスロープ付きの超低床状態に改造したもの。

いずれのクルマも、リアの荷室部分を極限まで低床化してあり、リアバンパーの一部が折りたたみ式のスロープに早変わりする仕組みだ。デミオ・ビジネスコンセプトではリアシートをたたむと、荷物を積んだ台車ごと積載可能となる。荷室の床面は二層構造になっており、荷物を降ろした後の台車はたたんで下層に収納。上層部は普通の床として使うことができ、シートを復帰させれば5人乗車も可能となる。

デミオ-iは同じシステムを採用し、専用の車いすに乗ったまま移動できる仕組みになっている。運転者とのコミュニケーションを円滑に取れるよう、マイクとカメラを用意。運転者はインパネ部に設置されたモニターやスピーカーを通して、車いすに乗った人と話ができる。

マツダの会場説明員は「リアのサスペンションの変更がカギだった」と語る。サスペンションそのものに変更はないが、取り付け位置を変更したためにリアの車高が多少アップしているという。変更点はその程度で「運転を始めるとごくごく普通のデミオですよ」と語る。ビジネスコンセプトはコンセプトモデルとして終わりそうだが、福祉車両については「前向きに検討しているようだ」とのこと。

●おすすめ!! メールマガジン「デイリーニュースランキング」では毎日の記事の中からオートアスキー編集部が選んだおすすめ記事をランキングにしてお届け!! 重大ニュースの見落としがこれでなくなります。---

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る