【WRCオーストラリアラリー】すでに優勝を決めたグロンホルムの「楽勝」

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【WRCオーストラリアラリー】すでに優勝を決めたグロンホルムの「楽勝」
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世界ラリー選手権(WRC)第13戦、オーストラリアラリーは総走行距離1571.98km、SS(競走区間)合計388.64kmを走り、3日午後パースにゴール。

第1レグから総合首位をキープしたマーカス・グロンホルム(プジョー『206』)が通算3時間35分56秒2で今季5勝目を挙げた。2位には同じプジョーのハリ・ロバンペラが入り、3位はペター・ソルベルグ(スバル『インプレッサ』)。日本勢はトミー・マキネン(スバル)が暫定4位でゴールしたものの車体重量の規定違反で失格、三菱ラリーアートのヤニ・パーソネン(三菱『ランサー・エボリューション』)が9位完走。

「いままでで一番楽な勝利だった」とトップのグロンホルム。「集中力を保つのが大変だったけど、満足できる走りだったから最終戦グレートブリテンへ向けて意欲が沸いてきた」。

4位でゴールしたマキネンは最終SS後の車重チェックで、規定より8kg軽いことが判明して失格。主催者によると最低1230kgとなっている重量が1222kgしかなかったという。スバルはスペアのホイールとタイヤが計測されていないとして抗議したが、裁定委員会に却下された。当のマキネンは「わけが分からないけど最悪の終わり方だ。誰かが故意にやったことではないから、理由を調べて、後は結果を受け入れるしかない」とコメント。

■リザルト
1:グロンホルム(プジョー206WRC)
 3時間35分56秒5
2:ロバンペラ(プジョー206WRC)
 57秒3
3:ソルベルグ(スバル・インプレッサWRC)
 1分28秒7
9:パーソネン
 (三菱ランサーエボリューションWRC2)
 13分25秒5
※2位以下のタイムはトップとの差

■マニュファクチャラーズ選手権
1:プジョー 163
2:フォード 94
3:スバル 54
5:三菱 9

■ドライバーズ選手権
1:グロンホルム(プジョー) 77
2:バーンズ(プジョー) 34
3:C. マクレー(フォード) 33
15:A. マクレー(三菱) 2

《高木啓》

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