2002年FedExチャンピオンシップシリーズ第18戦はカリフォルニア州フォンタナのカリフォルニア・スピードウェイで開催、3日に決勝レースが行われた。
フォンタナは今季唯一の500マイルレース。決勝レースでは、1周目から予選4位のマイケル・アンドレッティ(ホンダ)が、ポール・ポジションスタートのトニー・カナーン(ホンダ)を捕らえトップに浮上するなど、目の離せない展開となった。
終盤も緊張の連続で、残り7周で再スタート、さらにその2周後のイエローコーションにより赤旗中断という展開。今年からゴールはグリーンフラッグで迎えるという新ルールが採用されているからだ。残り2周でレースは再スタートし、優勝したジミー・バッサー(フォード)と2位のアンドレッティとの差はわずか0.4秒だった。
予選12位からスタートした中野信治(ホンダ)は202周目にリタイア。「金曜日から同様のトラブルに悩まされ続けていた。レースでは100周目あたりからオーバーステアがかなり強くなり、リアサスペンションのアップライトが異常に加熱してチームが継続を断念した」
高木虎之介(トヨタ)もポップオフバルブに不調を抱えながら走行、89周目にピットレーンでスピンしてリタイヤ。
■リザルト
1:バッサー(フォード/ローラ)
2:33'42.977
2:アンドレッティ(ホンダ/ローラ)
2:33'43.377
3:カーペンティア(フォード/レイナード)
2:33'44.771
15:中野信治(ホンダ/ローラ)
202周リタイヤ
18:高木虎之介(トヨタ/レイナード)
165周リタイヤ
■ドライバーズ・ポイントランキング
1:ダマータ(トヨタ/ローラ) 221
2:ジュンケイラ(トヨタ/ローラ) 148
3:カーペンティア(フォード/レイナード) 145
15:高木虎之介(トヨタ/レイナード) 45
16:中野信治(ホンダ/ローラ) 43
■マニファクチャラーズ・ポイントランキング
1:トヨタ 311
2:ホンダ 272
3:フォード-コスワース 247