三菱、静かに復活……黒字転換はコスト削減と海外での売り上げ増

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三菱、静かに復活……黒字転換はコスト削減と海外での売り上げ増
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三菱自動車工業が発表した9月中間連結決算によると、連結売上高は前年同期比5.6%増の1兆6189億円、営業利益が131億円の赤字から235億円の黒字に転換した。経常利益も274億円の赤字から189億円の黒字に、当期利益は315億円の損失から一転、66億円の純利益を確保した。

三菱自動車の業績が改善したのは、コスト削減効果が大きい。資材費削減などのコスト低減効果として501億円の増益効果があったほか、為替差益も101億円あり、黒字転換を果たした。売上台数は、国内が同10.3%減の18万2000台、海外が同8.1%増の49万2000台で、海外とコスト削減が収益の柱。

通期見通しは、売上高が3兆4000億円、営業利益が770億円、経常利益が550億円、当期利益が380億円を見込んでいる。下期は新型車『コルト』投入で国内でも巻き返し、全ての段階で黒字決算を目指す。

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《レスポンス編集部》

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