【会田肇のG-BOOKテスト(その3)】G-BOOK編---これはWindows CEを採用したデメリットか?

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【会田肇のG-BOOKテスト(その3)】G-BOOK編---これはWindows CEを採用したデメリットか?
【会田肇のG-BOOKテスト(その3)】G-BOOK編---これはWindows CEを採用したデメリットか? 全 2 枚 拡大写真

目的地設定をするときに気になる点がひとつあった。目的地までの中継点は最大5カ所まで設定できるのだが、注意したいのは、中継点の設定なしでは直線300km以上のルート探索はできないという点(中継点設定時は最大1500kmまで)。これは、書き換えを前提とした専用の地図フォーマットを採用したことが要因となっている。ルート探索に要する時間が、通常のカーナビより多くかかるのだ。

【画像全2枚】

じつは現行の国産カーナビは、OSに「マイクロアイトロン」を採用している。このOSは少ないメモリーの使用で、高速処理できるのが特徴。一方、G-BOOKではOSに「Windows CE for Automotive」を採用した。これが、ルート探索できる距離に影響を与えたものと考えられる。

Windows CEの影響は他にもある。それは地図描画の問題だ。こちらもメモリーとの関係になるが、表示速度がマイクロアイトロンに比べて若干遅い感じがする。これは市街地図の表示など、より詳細な表示を行う際にとくに感じられる。

とはいえ、トヨタもこうした影響が出ることを承知でWindows CEを採用している。新しいサービス、とくにG-BOOKのようなネットワークサービスでは、Windowsと同じ環境で開発できることは大きなメリットだ。Internet Explorerのインターフェイスが利用できれば、メールや決済機能などもWindows環境と同じものが使える。つまり、カーナビ機能を多少犠牲にしても、ネットワークの機能を優先したということになるだろう。

《会田肇》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ここまで変わる? ホンダ『アコード』次期型の新デザインを予想
  2. ついに『パジェロ』新型登場! 三菱自動車も変わる?…ニュースランキング
  3. 人気ミニバンが2027年にも大進化へ! トヨタ『ノア/ヴォクシー』次期型は新開発1.5LエンジンHEVか?
  4. 三菱『デリカD:5』約2万台にリコール…メーターが表示されない
  5. 【日産 キックス 新型試乗】先代とは打って変わって、何もかもが「いい」…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. EV・欧州減速=日本が正しかった、では見えてこない欧州市場と中国の戦略[インタビュー]
  5. ポルシェはなぜブガッティを手放した? 10億ユーロで売却、選択と集中へ
ランキングをもっと見る