群馬県警が「旧車会」と対決姿勢---元暴走族の現役復帰!?

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群馬県警は12日、「旧車会」を名乗って集団暴走を行っていた元暴走族メンバー5人を道路交通法違反(共同危険行為)の疑いで新たに逮捕したことを明らかにした。「旧車会」絡みの一連の逮捕者は今回の5人を追加したことで、50人を突破したという。

問題の「旧車会」は、元暴走族メンバーだった参加者で構成されており、自分が暴走族メンバーだった頃のバイク(すでに製造中止や終了になっているもの)を走行状態までメンテナンス。「昔を懐かしむ」をテーマに、集団で暴走を繰り広げるというもの。警察は群馬県内や隣接する栃木県、埼玉県内などに「XX旧車会」を名乗る複数の団体があることは把握していたが、これまで実態はないものとしてきた。

ところが今年8月17日の深夜、群馬県東部の太田市や館林市、大泉町などの国道で旧車会を名乗るメンバーのバイク約40台が1時間30分に渡って暴走を行い、約60kmの沿道で交通に混乱を起こすトラブルになった。このため、警察も旧車会の実態解明に急ぎ、これまでに45人を道交法違反などで逮捕。そして今回新たに「容疑が固まった」として5人を追加で逮捕した。

県内には暴走族OBで構成される「旧車会」が少なくとも10団体程度は存在し、いくつかのグループには横の連携があり、共同歩調をとっている疑いがあるという。今後もこうしたグループが連携し、新たな大規模暴走を行う可能性もあるとして、警察では警戒を強めていきたいとしている。

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《石田真一》

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