トヨタ、タイでも『ヴィオス』の生産開始---域内関税自由化でアジア向け輸出も

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車は、タイで新型小型乗用車『ソルーナ・ヴィオス』の生産を開始したと発表した。中国の天津トヨタで生産を開始した『ヴィオス』と基本仕様が同じで、従来の東南アジア専用車『ソルーナ』の後継モデルとなる。

トヨタは東南アジア専用車であるソルーナをタイやインドネシアで生産してきた。東南アジアの域内関税が来年から自由化されるのを受けて、新型車はタイで集中生産し域内に輸出する。新型車は、排気量1.5リットルのエンジンを搭載した。中国向けと異なり、可変バルブタイミング機構付きの高性能エンジンを搭載、価格は旧ソルーナ並みに抑えた。

ヴィオスは『ヴィッツ』をベースに開発した世界戦略車で、10月から中国で生産を開始した。アジア地域に広く展開することで、世界市場で小型乗用車の競争力を高める。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. VW『ゴルフ』復権へ、Mk. 9は完全電動化! ところがエンジン搭載バージョンも?
  2. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  3. シビック タイプRに本革製ステアリングホイール、ホンダアクセスが純正設定…2026年1月発売
  4. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  5. ベントレー、初の後輪駆動コンチネンタルGT「スーパースポーツ」発表…非電動で666馬力
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る