ホンダがリース販売する『FCX』は、スモールカーの『ロゴ』がベースとなっている。蓄電システムに高効率、高出力が得られるホンダ独自開発のウルトラキャパシタを採用し、パワフルでレスポンスの良い走りを実現した。
パワートレインの構成要素も最適に配置することでコンパクトなボディに大人4人が乗れる室内空間と全方位に対応する衝突安全性能を確保したと、している。
FCXの最高速度は150km/hで、最高出力は82PS。1回の水素フル充填で355kmの航続が得られる。
燃料電池の心臓部である燃料電池スタックはバラード社製のもので、自社のものを採用しなかった。言ってみればホンダ車にホンダ以外のエンジンを搭載したようなもの。ちなみにトヨタ自動車のFCHVは自社製のスタックを搭載している。