10月北米生産、港湾ストで2ケタ減---まだ解決したわけじゃない

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大手自動車メーカー5社が発表した10月の生産・販売・輸出実績によると、米西海岸の港湾ストの影響が、現地生産台数の減少にあらわれた。ホンダの北米生産は前の年の同じ月にくらべ10%近い減少、三菱自動車は同15%の落ち込みとなった。

ホンダの10月の北米生産台数は、前年同月にくらべ9.9%減の8万9180台だった。港湾ストの影響で、日本からの輸入部品の陸揚げが滞ったことから、現地工場の稼働が4日程度ストップしたためだ。三菱も部品が届かず米国工場の稼働が停止し、計画に対し4000〜5000台のマイナスになったという。

ストは、ブッシュ米大統領の介入により一時的に回避されたため、現在、港湾は正常に稼働している。しかし、スト中止期間は80日間の限定であるため、労使交渉が決裂すれば再びストに突入する可能性もある。そうなれば、日系メーカーの現地生産に、再び影響が及ぶことも懸念される。

《編集部》

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